人生の選択肢①

2024年11月14日

さて、志望校を1つ下げて別の高校へ変えた娘ですが、実はここに至るまでにもう一つの選択肢がありました。


まだ、最初の志望校へと突っ走っていた最中、吹奏楽では県内随一の強豪私立高校から、推薦入学の誘いがありました。

詳しくはいずれ書きますが、とある大会に出場した時の演奏が目に留まり(耳?)、学校の方へお話が来たようです。

その高校は、他の部活でも全国レベルのものが数多く、恐らく県内で一番名の知れた高校だと思います。

そのお話を聞いた時、私も驚きましたが、やはり娘自身が一番驚いていたのと同時に、別の感情も湧き上がってきたようです。


「こんな自分でも、認めてくれる人がいる、必要とされる場所があるんだ」


・・・と。


周りからいじめを受け、部活では後輩からバカにされ、顧問もそっちの方を擁護し、理不尽な、時としてパワハラまがいの扱いを受ける・・・

そんな毎日を過ごしていた娘にとって、この推薦入学の誘いは、どれだけ嬉しかったことかと思います。


突然の、しかも全く予期せぬことで、推薦入学についての知識もほとんど無い状況でしたが、とにかくお話を聞いてみることにしました。


説明当日、先方からは1名、こちらは娘と私、嫁さん、担任の4人。ずいぶん気合入ってるなと思われたかもしれませんが・・・💧

いやいや、こちらとしては娘の将来がかかった一生に一度のこと。そりゃ、気合も入ろうってものです✊

ちなみに・・・この時の担任は、前年の自作自演発言の先生とは別の、普通に良い先生です。
娘も、中学校の最後がこの先生で良かったと言っています。


推薦の話に戻りますが、説明を聞いてみて、プラス要素、マイナス要素両方ありました。

もちろん、娘とうちの家庭にとってということですが。

プラス要素

  • パートごとに専門のコーチ(スペシャリスト)がついている。
  • 演奏会(遠征あり)や出場する大会が多く、実戦(演)経験が積める。
  • 県内屈指の強豪校ゆえ、上部大会への進出が望める。
  • 遠方の生徒用に寮がある。
  • 同じく、スクールバスも出ている。

等々、とにかく吹奏楽を思う存分やりたいという生徒にとっては、これ以上ない環境です。


マイナス要素

  • 当然、練習はかなり厳しそう。
  • 強豪校ゆえに、遠征費等かなりの金銭的な負担がありそう。
  • 部活以前に、入学金・授業料が高い(私立高校なので)。
  • 部活動に力を入れている分、学力は・・・
  • 遠い。

等々。

あとは、プラス要素とマイナス要素、どちらが大きいかということになりますが・・・


現実として、娘の志望校は市内の県立高校、推薦校は市外の私立高校です。

学費に関しては、比べるまでもなく私立である推薦校の方がはるかに高い💧

今回の推薦は、特待Aという上から2番目のランク(Sの次)ということでしたが、それでもまだまだ高い💧💧


それでも、もし娘が望むのならば、自分たちは毎日ご飯にふりかけだけみたいな生活をしてでも・・・という気持ちもありました。


しかし、もう一つの問題がありました。


次回へ続きます。