娘の決断

支払督促の方は、現時点でやるべきことはやって、あとは次の動きを待っている状態。

毎日気が気ではないですが、とりあえずは一旦待機して、進展があったら再開することにします。


ここで、娘のことについての続きから。


中学3年生、受験勉強真っ只中、市内トップクラスの進学校への無謀な挑戦か?県内随一の吹奏楽強豪校からの推薦を受けるか?

2択を迫られた娘が、悩みに悩んだ挙句に出した答えとは・・・


推薦辞退


でした。

日程的に、私立の推薦入試の方が早いため、先に返答をしなければならない。


「自分を認めてくれる人たちのもとで、自分を必要としてくれる場所で、大好きな吹奏楽を思う存分できる」


ずっと辛い思いをしてきた娘にとっては、この上ない環境だったと思います。

今振り返ってみると、心の奥底では、この環境に飛び込んでみたいという気持ちがあったんじゃないかと思います。

それでも、この時の娘が出した答えは、推薦辞退。つまりは、無謀な進学校合格への挑戦を続けていくということです。

こっちを選んだ理由はただ一つ。


「見返してやりたい」


その思いが、あまりにも強固でした。


推薦を受けた私立高校は、言ってみれば「部活動特化型」

他の部活も全国レベルが多数、吹奏楽部に関してもパートごとに専門のコーチが就き、県内最高レベルの環境が整っている。

関連の大学への進学実績も多数で、まさにその道のスペシャリストを育成している。

もちろん、文武両道を掲げているが、純粋な学力としたら娘が志望する進学校よりは・・・


県内屈指、全国でも有数の部活強豪校・・・それだけで凄いことだし、その分学力が少し劣るというのは、ある意味当然と言えば当然のこと。

でも、この時の娘にとっては、


「学力で見返してやりたい


これが、何を置いても一番の思いだったということです。

推薦入学を辞退したことで、この


「学力で見返してやりたい」


という思いは、より一層強固なものになっていきました。

そして、更に精神的に追い込まれていくことになります。


次回へ続きます。