とある田舎の一家
さて、子供のころはよく昆虫採集をしたものですが、数ある昆虫の中でも私が一番好きなのが、
「カマキリ」です。
草むらに身を潜め、獲物を見つけると、ゆらゆらと体を揺らしながらジリジリ近付いていく。そして射程圏内に入ると、目にも止まらぬ速さでカマを繰り出し、獲物を捕らえる-
くーっ(≧▽≦)、もはや、書いているだけで既にカッコいい(^^♪
体を揺らすのは、風に揺れる葉っぱかのように見せかける一種の擬態のようなものらしい。
そして、カマを繰り出す速さは、なんと!!わずか0.05秒だそうな。蝶やバッタにしてみれば、たまったもんじゃない。まさに「何で???」て感じだろう(>_<)
しかし、これも自然の摂理、厳しい弱肉強食の世界。そして、昆虫界においては、その食物連鎖の頂点に君臨する「草むら最強のハンター」カマキリ。
私が、この「カマキリ」に魅せられたのは、今を遡ること30年以上も前、中学生の頃になります。
詳細は別の項にしますが、カマキリに魅入られた私は、中学校の3年間、秋になるとよく友達とカマキリを捕まえに行ったものです(^^)
そんな私も、高校生になると、日々の勉強やら部活やらに忙殺され、いつの間にか秋になってもカマキリを捕まえに行くということが無くなっていました。
そして、大人になって歳を重ねていくにつれ、もはや昆虫を採集するという概念自体が無くなっていきました。
そうなると不思議なもので、昔は普通に掴めた昆虫が、いつの間にか掴むどころか触ることすら躊躇するようになってしまい・・・💦
あの頃の純粋だった田舎の少年(私)はいったいどこへ・・・(T_T)/~~~
私が住んでいる所は、結構な田舎です。小さい頃は、遊ぶものが何も無かった 周りに自然があふれていたので、カマキリや他の昆虫採集をしたり、外で遊ぶことも多かったものですが・・・
今は、新型コロナウイルスの影響で、何かと外では遊び辛い状況になってしまいましたが、それ以前から、今時の子供たちと言ったら、やれゲームだインターネットだとかで、そもそも外で遊ぶことが少なくなっているように感じます。
まあ、私自身もゲームウオッチ(古っ!)に始まり、ファミコン、スーパーファミコン、プレステ、プレステ2と、長きに渡るゲーマーだったし、確かにゲームは面白い(^^)
それでも、ファミコン全盛の中学生時代までは、ゲームもやりつつ外でもたくさん遊んだものですが・・・いやはや、これも時代の流れなのか🤔。
そんな時代の流れに乗って(?)うちの2人の子供たちも大のゲーム好きです。上の子(女子)は、かつては「ゲーム命!」なんて言うくらい、かなりのめり込んでいましたが、中学生になると、徐々に別のものに興味が向くようになったようです。
今では、普通の「ちょっとゲーム好きな女の子」という感じに落ち着いています。
なんか、「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」みたいだな。← 知らんか(^_^😉
一方で、下の子(男子)は、大好きを通り越して、もはや現在進行形の「ゲーム狂」です。何をするにもゲームありき、ゲームに関する全てに一喜一憂し、時として手が付けられない程暴走する・・・もちろん、時間を決めて制限しながらやらせてはいますが・・・いやはや(-_-😉
ただ、そんな息子はゲームに劣らず昆虫も大好きで、ゲームをしていない時の多くは昆虫に興味が向いています。
うん・・・?ゲーム好きで昆虫も好き・・・どこかで聞いたような(^_^😉
保育園の年中さんのあたりから昆虫に目覚め、特に毎年夏から秋にかけて昆虫採集魂に火が付いて、いつも
「パパ、○○(←昆虫の名前)欲しい」
と連れ出されます。
去年あたりからは、特にスイッチが入った時には一人でも虫取りに行くようになり、小学校から帰るなり玄関にランドセルを置いて、そのまま近所の公園で毎日のように虫取り網を振り回しているようです。
ゲームといい昆虫といい、私の幼少期の上位互換版みたいです。・・・上位・・なのかな?(;^_^A
そんなこんなで、高校生以来、長らく昆虫から縁遠い生活を送っていた私でしたが、息子に触発されたのか、徐々に、昔の純粋だった田舎の少年の心を取り戻し☆彡、今日に至ります。
見た目は大人、中身は子供・・・某名探偵とは真逆ですね(-_-😉
私が とっちゃん坊や 童心に返ったことで、息子は喜んでますが、嫁さんはカンカンです( ;∀;)
「虫ばっかり見ていないで、家のこと手伝えーっ!!」
もっともですね💧・・・ゴメンナサイ<(_ _)>