オス捕獲作戦
さて、オオカマキリ(♀)と交尾させるべく、オオカマキリ(♂)捕獲作戦の決行です。
場所は、家から歩いて1分程(≧▽≦)の空き地。・・・田舎なので(;^_^A
そこは結構な広さがあり、一面が草ボーボー。実は、あまりに近すぎて今までノーマークでしたが、もう明らかにあらゆる昆虫がいそうです🦗。というか、たぶん昆虫だらけです💡
経験上、たぶんバッタ類が一番多いと予想されます。ということは、それをエサとする昆虫=カマキリもきっといるに違いない!
根拠があるようで無いような(^_^😉
半分勢いまかせに、息子と一緒にいざ出陣です。
草むらに一歩足を踏み入れると、10匹くらいのバッタが一斉に飛び跳ねる🦗
これは、想像以上💡俄然、カマキリ(♂)捕獲の期待が高まります。
奥の方へ進んでいくと、一歩ごとにバッタが数匹飛び跳ねる🦗
道中、圧倒的に多いのがバッタ、その他にはハチやクモ、チョウチョや蛾が少し。空には大量のトンボが飛んでいる・・・
・・・
やっぱりカマキリはいない(;・∀・)
いや、これだけ昆虫がいるのに、カマキリがいないはずはない!たぶん、見つけられないだけだと思う。なぜ?・・・老眼のせいなのか( ;∀;)
1時間ほど探してもまったく見つからず、敗戦濃厚となってきたその時、突然息子が何かに反応しました。
「見て!卵、産んでる!」
.
近づいて見てみると、そこには今まさに産卵中のオオカマキリのメスがいました。
「えっ!?早っ!」
この日は9月5日。私の浅い知識と経験上、カマキリの産卵って9月下旬から10月にかけてというイメージだったんだけど・・・でも、たしかに今、目の前で産んでる。
私の概念は見事に崩れたけど、これは、貴重な瞬間に遭遇することができたな☆
でも、今回の目的はあくまでオオカマキリ(♂)です。メスカマキリの産卵の様子を少しだけ観察して、今日はそろそろ終わりにして帰ろうかという時、息子が、
「・・・卵欲しい」
と言い出しました。
実は、息子はまだカマキリの卵を見たことが無く、だからこそ自分の手で産卵させたいと思ったのでしょうけど・・・
いざ、本物の卵を目の当たりにしたことで、ちょっと決意が揺らいでしまったようです。
まあ、まだ小学3年生、手の届くところに目的のものがあれば、すぐにでも欲しくなってしまうのはしょうがないのかも知れませんね(;^_^A
でも、まだ産卵中です。産卵が終わって卵が固まるまで待っている訳にはいきません。
仮に待ったとしても、産み終えたばかりのお母さんカマキリの目の前で、卵を持ち去るなんてヒドイことはできません。
「卵を産んでいる場所はわかったから、あと1か月くらいして、まだ欲しかったらその時に取ればいい」
となだめて、なんとかその日の探索は終わりにしました。
とは言え、やっぱりあきらめきれないようで、ずっと後ろ髪を引かれまくっていました。
危うく、ツル多はげます会の最年少会員になりそうなくらいの引っ張られようでした(;^_^A
とりあえず、また次の機会に仕切り直しです。