ありえない事実
さて、予期せぬ事態に内心は尋常じゃないくらい動揺しまくっていましたが、もはやその日は何もできず、不安を抱えたまま一夜が明けた、翌日。
朝一番で弁護士事務所へ電話してみましたが、やはり
「現在使われておりません」
まあ、わかってはいましたが。
次に電話をかけるべきは、県の弁護士会。
電話をかけ、事情を説明して、実際はどういう状況なのかを問い合わせました。
すると・・・
「その事務所はもう閉めて、弁護士さんは先月(10月)付で辞められました。」
・・・状況的に、嫌な予感はしていました。
移転とかではなく、弁護士自体を辞めたということのようです。
そんなことって、あるのか?
時効の話までして、もし時効前に債務者側から動きがあれば対応するって言ってたのに。
今がまさにその時なのに、対応するって言ってた弁護士が辞めたって・・・
だいたいにして、弁護士に債務整理をお願いしているのに、弁護士をすっ飛ばして直接督促が来るなんて、普通はあり得ないこと。
ただ、今回の督促に関しては、弁護士が辞めたことを受けて出して来たのか、それとも、最初から時効寸前になってから動くつもりだったのか・・・
恐らくは、最初からあえて時効寸前まで放置しておいて、損害遅延金が最大になったこのタイミングで弁護士に連絡したところ、辞めていたということが発覚したので、次の手順として直接私へ督促が来た・・・
そんなところでしょうか。あくまで憶測ですが。
私としては、弁護士さん、そりゃ無いよ💧という思いでいっぱいでしたが、とにかく今は次の対策を探していくしか無い状況です。
弁護士会の話だと、
「辞めてしまったものはどうしようもない。」
とのこと。
まあ、たしかに弁護士自体を辞めてしまったのであれば、もう法的な手続きはできないというのはわかります。
でも・・・
そんなものなのか?
言った責任は無いのか?
最後まで依頼を全うするのが弁護士の責務じゃないのか?
どうにも納得はいかないですが、とにかく今は先へ進まなければいけない。
弁護士会の話だと、
辞めたのであれば、解任する必要もないので、今すぐ別の弁護士に依頼することはできる。
ということでした。
督促異議申し立ての期限は2週間。
とにかく一刻を争う。
ということで、市内の弁護士事務所へ片っ端から電話してみました。
でも、どこの事務所も、まずは相談してからということで、その相談の日程がいっぱいで、一番早いところでも2週間後、それ以外はだいたい12月の半ば以降ということでした。
異議申し立て期限は、12月4日。
間に合わない💧💧💧
気持ちばかりが焦る中、5件目か6件目にかけた弁護士事務所も、同じように相談はいっぱいのようでしたが、かわりに有益な情報を教えてくれました。
「先着順になりますが、市内で無料相談会をやっているので、市の弁護士会に問い合わせてみてはどうでしょう。」
これは・・・
僅かながら希望の光が見えた気がしました。
恐らく、これ以上弁護士事務所へ直接電話しても、結果は同じだろう。
それならば・・・
この無料相談会に懸けてみることにしました。
次回へ続きます