債務整理
さて、はじめにお話ししたとおり、私は現在任意整理した債務の返済中です。
諸々あり、多重債務を抱えながら、あの手この手と行動してみたものの状況を変えることはできませんでした。
そして、とうとう万策尽きて、5年前の夏に市の相談窓口を通して弁護士さんを紹介していただきました。
その時点で、キャッシングやカードローン、ショッピングのカードリボ払いは8件で総額およそ800万円、月の返済額は21万円に膨れ上がっていました(*_*)
それだけでも十分な惨状ですが、更には住宅ローン、光熱水費、自分や子供たちの生命保険料、学校の給食費etc.
・・・地獄です( ;∀;)
と言うか、今思うとよくぞここまでもったなという感じですね💧
当然ながら、もはやこれ以上返済していくどころか、生活していくのも困難な状況です。
弁護士さんと相談し、もはや債務整理をするしかないということになりました。
一口に債務整理といっても、状況に応じ3つの方法があるそうです。
一つ目は任意整理、次に個人再生、そして自己破産です。
詳しい説明は別の機会にしますが、それぞれについてざっくりと。
任意整理
将来発生する利息をカットすることができる。
元金のみのを3~5年の分割返済することになり、支払総額を減らすことができる。
利息を払いすぎていた場合、過払い金を返還請求できる可能性もある。
整理する債権者を選択することができる。(住宅や自動車ローン等を外すことができる)
信用情報機関に事故情報が登録される(いわゆるブラックリスト)
個人再生
借金の元本を5分の1~10分の1まで減額できる。
3~5年の分割返済になり、月返済額を減額できる。
持ち家を残せる。(ローン返済中の場合でも、住宅ローン特則により)
車も残せる可能性がある。(ローン完済済み、返済中の場合は所有権が本人の場合。返済中で、所有権がローン会社になっている場合は引き揚げられる)
債権者を選択することはできない。(全ての債務が対象)
信用情報機関に事故情報が登録される(いわゆるブラックリスト)
官報に載る。
自己破産
支払い不能な状況を裁判所に認めてもらうことにより、借金の返済義務が免除される。
債権者からの督促や取り立てが止まる。
持ち家・車等時価20万円以上の財産は回収される。
保証人や連帯保証人が借金の請求をされる。
信用情報機関に事故情報が登録される(いわゆるブラックリスト)
官報に載る。
一定の職業に就けなくなる。
自分の状況を考えると、できるだけ月の返済額を減らしたい、と言うか、かなり減らさなければ生活していけない。
かと言って、家を失うわけにはいかないので、自己破産だけは避けたい。
そうなると、個人再生が一番良いのかなという気持ちでいました。
幸い(?)なことに、私の車は買ってから12年が経過し、当然ローンの返済も終わっている。これならば、車も家も手放さなくて済む。そして、借金も大幅に減らせる。
一つだけ、個人再生したことが官報に載る(バレる?)というのが引っ掛かりました。
はて、その前に・・・官報とは何ぞや?
官報
新しい法律などの重要な事項を国民にお知らせするための、国の機関紙。
法律・政令・条約
大臣等の人事異動
裁判所公告
その他諸々・・・
この中の、裁判所公告のところに、個人再生は3回、自己破産は2回載る。
ということですが、一般の人が読む機会はほとんど無いようです。
とは言え、0%ではない以上、誰かにバレる可能性もあるわけですが・・・💧
まあ、その時はその時だ。今はそんなことを言っている場合じゃない!
気持ちは8割方、個人再生へ向かっていました。
しかし、ここで大きな問題が発生します。