人生の春
さて、現状については前回お話ししましたが、ここからは少しずつ、何も知らない純粋な田舎の青年が、いかにして 大人達に汚されて 坂道を転げ落ちて行ったのかをお話しして行きます。
遡ることン十年前、高校3年生。
大好きだった女の子の進路がなかなか決まらないことを気に病み過ぎて、結局最後は自分が就職浪人になってしまう程 おバカ 純粋だった私こと枝鳴ふるるは、卒業後数ヶ月の充電期間を経て、一般の会社に就職。
しかし、一年で電池切れ(爆)。
ヤ○ダ電機で新しい電池を手に入れ、気持ちも新た、翌年就職した企業が現在の職場です。
その時、齢(よわい)20。世の中の酸いも甘いもわからない、ただの若造です。
もちろん、クレジットカードやキャッシングの甘い罠など知る由もありませんでした。
あの頃が懐かしいなあ ←遠い目
それから数年間、お酒やタバコをやる訳でもなく、たまに気晴らしにパチンコをしたりはしましたが、特に大きく浪費することもなく、実家通いということもあって、毎月着実に貯金を増やしていきました。
決して高給取りな訳ではなく、というかむしろ安月給な方で、もちろん家に生活費も入れていましたが、それでも生活には十分に余裕がありました。
まあ、彼女もいなかったしね・・・💧
そして迎えた入社5年目、24歳の春- そこで私の運命を変える大きな出来事がありました。
それは・・・
彼女ができました💡
同じ職場の後輩です。
それまでの人生の中で、俗に言う「友達以上、ナントカカントカ」的な存在はいましたが、恥ずかしながら、公式に(?)お付き合いというのは、これが初めてでした。
普段は冷静沈着な私ふるるですが、さすがにこの時ばかりは舞い上がり、職場でも隠していたつもりが全然隠し切れていなかったようです。
日々、仕事が終わってから彼女にたしなめられていました💦
(彼女曰く、隠すどころか出しまくっていたと・・・)
何をしていても、どんな話をしていても楽しい、箸が転んでもおかしい ←これは違う
人生の春-まさにそんな感じでした。
しかし、春はそう長くは続きませんでした。
次回へ続きます。